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画像:furrytalk


ゾウと言えば大きな体と長い鼻。ネズミと言えば小さな体とつぶらな瞳がそれぞれ印象的だが、そんな姿かたちの全く違う生物が、実は親戚だった…と言ったらあなたは信じるだろうか。


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南アフリカとボツワナに隣接する国、ナミビアの砂漠でカリフォルニア科学アカデミーの研究チームに所属する、ジャック・ダンバーチャー博士が新種のネズミを発見した。しかしただのネズミではない。この生物の名前は「ゾウトガリネズミ」で、不思議な事にゾウのような鼻を持っているのだ。そして何よりも驚くのが、この姿で遺伝子的にネズミよりもゾウに近いとされていることである。


 学者の間では、モグラやハリネズミと近縁のトガリネズミとの混同を避けるべく、「センギ(Sengi)」とも呼ばれている。また、このセンギが属するネズミを総じてハネジネズミと呼ぶそうだ。

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センギは、一生を通して一夫一妻制と言われている。動作が俊敏なため肉眼で観察する事は難しいが、南アフリカの砂漠地帯から森林地帯までの、主に内陸部に幅広く生息している。

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 食に関しては一般的に昆虫を食べるが、果実や草を食べることもある。その長く伸びた鼻は自由自在に動かすことができ、見た目が何とも愛くるしい。以前は体長が10cm~30cm、体重は50g~500gという小型の哺乳類とされていたが、2008年に研究チームの一員として、センギを30年以上にわたり研究してきたガレン・ラスバン氏がタンザニアの奥地で700gを越える個体を発見したことにより、見た目が多様であることが分かった。



 参照サイト:
tocana